「なにわ大会」間近に迫る

上甲 晃/ 2000年09月11日/ デイリーメッセージ

志ネットワークの全国会議、「なにわ大会」は、今週末の開催である。今年は、私が志ネットワーク活動を展開して以来、ちょうど10年目に当たる。10月1日に発行する会報(季刊)が、通巻40号である。記念すべき節目の「全国会議」だけに、それにふさわしい充実した内容のものになればと、祈る気持ちである。

もともと、志ネットワークの「全国会議」は、年二回開催してきた。一回は、私が主催して、2月に開催するもの。そしてもう一回は、会員の人たちが日頃活動している地域に出掛けて行って開催するもの。すでに、徳島県、宮城県、福岡県、新潟県、埼玉県で、その地の会員の人たちが中心になって、思い出に残る会合を開催してきた。

幸い、今年もまた、実行委員の人たちの事前準備が実に行き届いているようだ。私の知る範囲では、1年以上も前から、準備の組織が結成され、10回をはるかに上回る打ち合わせ、リハーサル、実地体験が行なわれてきた。例えば、宿泊施設には、みんなで泊まり込んで、使い勝手、当日の気配り、段取りなどを確かめあったと聞いて、実行委員の人たちの意気込みに驚くとともに、頭の下がる思いをしたものである。

お金もかかるし、時間もかかる。実行委員の人たちの負担は、はかり知れないものがある。しかし、そのことに対する不平不満など、少しも聞こえてこない。それどころか、「みなさんに喜んでもらいたい、その一心です」と、本当にうれしい言葉が伝わってきている。

『手抜きは、心抜き』。これは私の日頃の持論だ。どんなに理屈で正当化してみても、手抜きをしたところから、感動は生まれてこない。手抜きは結局、心を省いたことと同じだ。裏返すならば、人に喜んでもらいたいと思って手間暇をかけることは、「心をかける」ことと同じだ。そして、手間暇をかけた分、心が相手に伝わっていくことは間違いない。「なにわ大会」の実行委員の人たちの、手抜きのない仕事ぶりを知れば知るほど、私は大会の成功を信じて疑わない。

実行委員会の働きぶりのすばらしさを伝え聞くにつけ、今度は、参加する側の心遣いを思わざるをえない。実行委員会の働きぶりに応える、参加者の「心遣い」とは何か。少なくとも、「迷惑を最小限にする努力」が求められる。事情があって、参加が予定どおりにいかない場合も発生するかもしれない。そのとき、「どうすれば、事務局にかける迷惑を最低限にできるか」を真剣に考えて、即座に行動を起こさなければならない。みんなの心遣いの力で、大会の成功を期したい。

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