箱根会議レポート10(今後の進め方)
今回の箱根会議のテーマ
『日本 この手で何とかする!~今、新しい風を起こそう~
上甲塾長が参加者みんなに問いかける。
「この運動を進めるのか?今回限りの勉強会とするのか?これからどうするか?」
もちろんこの場に居るのはそういう運動が必要だと感じているから。感じているからこそ全国から箱根に集まってきている。大きな拍手で運動を始めることが決まる。
「私たち国民の手で新しい政治の枠組みを作っていこう。新しい枠組み、新しい政治の流れを、政治家にやってもらうのを待つのでなく、国民の側から発意をして起したい。ただ、作家の三浦綾子さんが「人類愛は簡単ですが、隣人愛は難しい」といつも言われていた。隣人よりも近いまず妻の了解も無くてはどうにもならないので、妻の意見を聞きたい。」
塾長の話に奥さんの美代子さんが登壇する。
「私はいつも大風呂敷を広げる主人にブレーキをかけるのが役割りだと考えてきました。そこらの政治家と同じで、出来もしないことを言うだけでは仕方がないからです。しかし今回だけは私も怒っています。今の日本は大人も子供もあまりにも弱々しすぎます。良識のある日本人を信じたい。今回の運動は私は初めて主人の背中を押しました」。
熱気の中に笑いと和やか空気が流れる。
上甲塾長は具体的な話に
「誰かに頼るのでなく、自分たちの手でこの運動を旗揚げすると決めたい。今年の秋ぐらいには第1回の総会を、日本の国に向けてある程度の地響きが起きるような場を作りたい。
日比谷公会堂1,500人規模か、日本武道館15,000人規模か、東京ドーム50,000人規模か。まあドームはあくまで参考にすぎませんが・・皆さんのご意見を聞きたい。」
驚くべきことに圧倒的多数が日本武道館15,000人規模でやろうと手を上げた。壇上の上甲塾長も少し驚きの表情を見せる。これはあくまで参考にさせていただくまでですがと言いながら、将来的には東京ドームでやるぐらいにすべきかとの問いにも結構な人数が手を上げた。
上甲塾長はたとえ30年後になろうとも東京ドームでやれるような運動にしていきましょうと最後の締めの言葉につなげた
「幕末日本を動かした原動力に、長州の高杉晋作が旗揚げした奇兵隊がある。功山寺で高杉晋作が奇兵隊を旗揚げしたのは、たった80人だった。当時と今の人口の違いを換算すると340人ぐらいだろうか。ここには500人もの人が集まってくれた。ぜひ自分たちの力でこの運動を広げていきましょう!!!」
(このレポートは青年塾3期生大久保守晃さん作成です)