日本の課題に正面から挑む
今年度『青年塾』講座に新企画
北方四島やダム問題など
今年度の『青年塾』は、日本の現状について、きわめて注目度の高いテーマを取り上げて、現地現場に出向き、つぶさに現状を探求し、問題点を赤裸々に把握する講座に着手することになりました。
最近の日本人が、余り怒らなくなった理由の一つは、国民の大多数が、日本の現状に対してきわめて無関心であることと深く関係している気がします。「日本がどうなろうと、私には関係ない」と思い始めたら、日本の国に何が起きても、「私には関係ない」のです。そして、結果的には、国民の無関心が、日本をますます悪くしているのであります。
従来の講座に加えて、今年は、ずばり!『日本の課題を探る』。きわめて今日的なテーマを取り上げてみました。是非とも、多くの方々にご参加いただき、日本の現状をつぶさに知っていただきたく思います。
「北方四島の行方」
北クラス《根室講座》平成22年8月6日~8日
北方四島を目の前に望む根室は、北方四島の歴史、漁業資源の争奪など、ロシアとのせめぎ合いの地です。この機会にぜひご参加ください。
「川辺川ダムの行く末」
西クラス《水俣・球磨講座》平成22年10月8日~10日
五木の子守唄で有名な辺境の地は、ダムの湖底に沈む運命から、村全体が総移転しました。しかし、ダムは、未完成のまま、放置されています。その異様な景色をこの目で見て、公共工事のあり方を考えてみましょう。
「原子力発電の今」
東海クラス《小浜講座》平成22年11月5~7日
〝原発銀座〟と言われる福井県。プルサーマル問題で行き詰まっている核融合燃料の問題も含めて、原子力発電の現状と今後について考えてみましょう。
「琵琶湖の水質はいかに」
関西クラス《琵琶湖講座》平成23年1月28日~30日
関西の水がめでもある琵琶湖は、水質の悪化と戦ってきました。琵琶湖の水質を守るために、滋賀県の人達が取り組んできた足取りをたどると共に、水と共生する沿岸の人達の暮らしぶりを訪ねます。
「魚はどこへ」
東クラス《気仙沼講座》平成23年2月18日~20日
地球温暖化、漁業資源の変化など、海を取り巻く環境は大きく変わっているようです。漁業基地の気仙沼で、現状を探ると共に、水産資源の回復のために森に木を植える運動の現状を訪ねます。
※参加ご希望の方は、こちらよりお申し込み下さい。