『青年塾』平成25年サマーセミナーのご案内

上甲 晃/ 2013年07月23日/ 青年塾

テーマは、原子力発電を知る

仲夏の候 ますますご清栄の事と存じます。
“観測史上最高気温” の文字が紙面をにぎわせる今年の夏ですが、関西の夏は例年になく”熱さ”が増しています。
「サマーセミナー2013」を福井県敦賀市一円にて開催いたします。
テーマは「原子力発電を知る」です。
いま、私たちの身のまわりでは様々な原子力に関する情報が飛びかっています。そのひとつひとつがどこか少しずつ違う・・・。
情報が錯綜するあまり、難解なイメージで敬遠されがちです。
私たちの暮らしと国の将来を左右する避けることのできない大切な問題。
わかりやすく整理整頓をして未来のこどもたちのため、エネルギーのたしかな選択力を養う機会にしていただきたいと思います。
みなさまのご参加心よりお待ちし申し上げます。

『青年塾』関西クラス 塾頭 中津裕彦
サマーセミナー2013実行委員長『青年塾』関西クラス15期 朝日一博

開催エリア 福井県敦賀市および三方郡三浜町一円

開講式会場
および宿泊施設
福井県立三方青年の家
福井県三方上中郡若狭町鳥浜122-27-1
電話:0770-45-0229
閉講式会場 若狭湾エネルギー研究センター
福井県敦賀市長谷64-52-1
電話:0770-24-7276
日  程 平成25年8月30日(金)~9月1日(日)
主なスケジュール及び概要 1日目 8月30日(金)

開講式
火おこし体験、縄文博物館見学
講話 「縄文時代のエネルギー」 学芸員 小島秀彰氏
会場 福井県立三方青年の家
若狭三方縄文博物館
宿泊 福井県立三方青年の家(2日とも)
2日目 8月31日(土)

クラス別課題図書読後プレゼン
会場: 福井県立三方青年の家
原子力発電所および施設見学
  • 高速原型増殖炉もんじゅ <敦賀市白木2ー1>
  • 新型転換炉ふげん発電所<敦賀市明神町3>
  • 日本原子力発電所(株)敦賀発電所<敦賀市明神町1>
3日目9月1日(日)

講話 「美浜町の未来」 元美浜町議員 松下照幸氏
会場 福井県立三方青年の家
講話 「防災の備え」 原子力緊急時支援・研修センター 津浦氏
会場 若狭湾エネルギー研究センター
閉講式
会場 若狭湾エネルギー研究センター
原子力施設見学申し込みについて《重要》
  • 下記3コースとなります。見学希望施設を第1希望~第3希望まで申込書にご記入ください。
    ※見学者が定員を上回る場合、参加ご希望に沿えない場合がございます。ご了承ください。
  • 原発見学は、3コースとも、身分証明書が必要となります。
    ※下記Aなら、どれか1つ、BとCなら、どれか2つ、持参する必要があります。
    但し、BとCの場合、2つのうちの1つは、Bのうちどれか1つを含めてください。A>運転免許証、パスポート、写真付き住民基本台帳カード
    B>住民票、健康保険証、国民健康保険証
    C>国民年金、厚生年金、共済組合年金、船員保険年金の手帳または年金証書
  • 各コース見学内容について
    ◆高速増殖炉もんじゅコース
    MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を使用し、消費した量以上の 燃料を生み出すことのできる施設で、原子力発電所の「未来の形」といえます。施設内でレクチャーを受けます。当施設は国策事業で、使用済み核燃料を再利用 して新しいエネルギーを生み出す研究が行われています。
    実用化すれば準国産のエネルギーとして、外国に依存する石油・ガスに代わる大きなエネルギーの柱となると期待されています。
    ◆ふげんコース
    2003年3月29日に運転を終了ののち、廃炉手続きに入っており、廃炉作業が行われています。
    すなわち 「過去の原子力発電所」といえます。施設内でレクチャーを受けます。
    もんじゅ同様、国策事業で、今後廃炉を人体、環境への安全性、経済性を踏まえ、どのように行っていくのか研究が行なわれています。
    ◆日本原電コース
    敦賀原子力館や、敦賀原子力発電所の建設予定地を見学します。
    もんじゅ、ふげんは国策事業ですが、日本原電は民間事業になります。電力会社100%の出資会社で、民間初。安全性はさることながら営利性をふまえての原発開発を進めています。
参加申し込み受付 ・原発施設見学希望の方・・・・・8月9日(金)
・原発施設見学されない方は・・・8月26日(月)
参加費 後日お知らせします。
※原発見学受申請受付期限が8月早々のため、まずは希望者を募らせていただきます。
施設見学は無料です。通常の講座費相当の食事、宿泊、施設、移動費等となります。
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