青年塾19期生東海クラス「伊勢講座」のご案内
米と日本人 ~稲作から神道を学ぶ~
内容
現代では米離れが進む日本ですが、歴史を辿ってみると、米と日本人の密接な関係が、浮かび上がってきます。日本における稲作は縄文時代から始まり、 食物である一方、長らく税(年貢)として、またあるときには石高制に代表されるように、領主や家の勢力を表す指標としても使われました。江戸時代には、政 治経済の中心におかれ、日本の人口増大を支える原動力ともなりました。
そして稲作を通して日本人は信仰心を培ってきたともいえるでしょう。自然は我々に恵みを与える一方、猛威もふるいます。そんな自然現象に日本人は畏敬の念を感じ、神々の力を感じたのです。
また神道の信仰となったものが祭りです。春には豊作を祈り、夏には風害の無いことを祈り、秋には収穫に感謝する、祭りや神事が数多く生まれ、それは現代へまで連綿と続いています。
日本で最も歴史のある神社とされる、伊勢神宮では、年間1,500もの祭事を行いますが、中でも最大の祭は神嘗祭(かんなめさい)といい、今年の豊作を神に感謝する、約2000年前から続く、重要で神聖な祭事を行っています。
猿田彦神社でも、毎日お供えするお米は御神田で大切に育てやはり伊勢神宮と同じように、感謝の気持ちを込めて神様へ奉納しています。また、今般ミラノ国際博覧会において日本の食文化、稲作を紹介する中で無形文化財として猿田彦大神における御田祭が取り上げられました。
神道には日本人の叡智や価値観が生きており、現代の日本人の生き方も強く影響を受けています。今講座では、伊勢神宮・猿田彦神社の稲作の祭事を通して、神道について学びを深めます。
講座詳細
- 日 時
- 平成27年10月23日(金)~25日(日)
- 集合時間
- 平成27年10月23日(金)13:00開講式開始
- 解散時間
- 平成27年10月25日(日)15:30閉講式終了
- 集合場所
- 開講式会場 伊勢市福祉健康センター
〒516-0076 三重県伊勢市八日市場町13-1 TEL:0596-27-2425 - 解散場所
- 公益財団法人 修養団伊勢青少年研修センター
〒516-0024 三重県伊勢市宇治今在家町153 TEL 0596-25-0265 - 参 加 費
- 39,500円
(OB・OGに限り実費。一般参加者と志ネットワークの参加者は、現役塾生と同一。) - 準 備 物
- マイ箸・マイコップ・マイ雑巾・マイ灰皿・雨具・洗面具・着替え・筆記用具・入浴セット (現役生は、掃除・調理用の服装・エプロン・三角巾・志バッジ・坂の上の雲3・4巻)
- 服 装
- 男性はスーツ 女性は男性に準ずる服装(ミニスカート・ハイヒールは不可)
運動や掃除ができる服装・運動靴 - 申込期日
- 平成27年10月15日(木)
講座スケジュール
時間 | 内容 | 場所 |
10月23日(金) | ||
12:30 | 受付・開講式準備 | 福祉健康センター |
13:00 | 開講式 | |
13:30 | 食事研修 | |
17:00 | 食事(エプロン・三角巾)・食事実態調査発表 | |
18:15 | 片付け・移動 | |
19:15 | 事前課題発表・たしなみ発表・育み発表 | 修養団 |
20:20 | 入浴 | |
21:20 | 輪読 | |
23:00 | 就寝 | |
10月24日(土) | ||
6:00 | 朝礼 | 修養団 |
6:30 | トイレ掃除研修 | |
8:40 | 朝食 | |
9:20 | 事前課題発表 | |
10:15 | 移動 | |
10:30 | 正式参拝 | 猿田彦神社 |
11:00 | 神職講話 | |
12:00 | 昼食 | 修養団 |
13:00 | 山中先生講話 | |
14:45 | 移動 | |
15:15 | 外宮参拝 | 外宮 |
17:00 | 移動 | |
17:30 | 夕食 | 修養団 |
18:30 | 五十鈴川禊 | |
20:30 | 入浴 | |
21:30 | 懇親会 | |
23:00 | 就寝 | |
10月25日(日) | ||
5:30 | 内宮参拝 | 内宮 |
7:00 | 朝礼 | 修養団 |
7:30 | 朝食 | |
8:15 | 移動 | |
8:30 | 御神楽 | 内宮 |
9:10 | 移動 | |
9:40 | 成果発表・事前課題発表 | 修養団 |
11:30 | 昼食 | |
12:15 | 演劇準備 | |
13:00 | 開場・受付 | |
13:15 | 米百俵演劇 | |
14:00 | 塾長講話 | |
14:45 | 閉講式準備 | |
15:00 | 閉講式 | |
15:30 | 解散 |