震災ガレキの上に緑の防波堤を作る!
植林の世界的権威である 横浜国立大学名誉教授 宮脇昭先生の提唱する「ガレキを活かす森の防波堤」構想をご存知ですか?
東日本大震災の被災地を支援する青年塾ボランティアは、平成24年7月から「ガレキを活かす森の防波堤」を作る活動の支援をはじめました。
宮脇先生の提唱する「ガレキを活かす森の防波堤」とは・・・
1.震災で発生したガレキを貴重な地球資源ととらえ、ガレキ燃やさずに活かす
2.ガレキで堤防を作り、そこに土地本来の本物の木(広葉樹)を植樹し、緑の防波堤を作る
3.広葉樹は根を深く張るため津波が来ても倒れず、津波の威力を軽減、さらに引き潮の際には人命を助けることにも貢献する
この「緑の防波堤」は、「次にくる津波への備え」はもちろん、今後「9,000年間にわたって私たち日本人を守ってくれる」というコンセプトです。
宮脇先生についての詳細は、書籍やYouTubeの動画をご覧ください。
書籍:「瓦礫を活かす”森の防波堤”が命を守る」 宮脇昭著、 学研新書
青年塾は、宮城県気仙沼市を拠点に「ガレキを活かす森の防波堤」作りに向けて活動をしている「海べの森を作ろう会」の活動を継続的に支援しています。
これまでに、植樹に必要な苗木を育てるために、山に入り苗木を探してポットに植え替えたり、椿などの種をポットに植えるといった、お手伝いをしてきました。
去る8月24~26日に被災地で開始した青年塾サマーセミナーでは、「海べの森を作ろう会」と共催で、宮脇先生の講演会も実施しました。
また来る10月7日(日)に行われる「海べの森を作ろう会」の主催する、鎮魂の思いを込め3000本の植樹を目標にした「植樹祭」の、会場の準備も行いました。