青年塾東クラス 気仙沼講座のご案内

上甲 晃/ 2013年10月11日/ 青年塾

講座テーマ 「地元で紡ぐ―復興の現場から―」

気仙沼講座
潮風の吹く、その場所は今、見渡す限りの空地が拡がっている。
その土地を初めて訪れた人は、そこに皆が集まる喫茶店があったこと、美容院があったこと、魚屋さんがあったこと、商店街があったことを想像することは難しい…。
2011年3月11日、東日本大震災から、2年半が経ちました。
今、 気仙沼で地域の方々がどう過ごされているか。そしてこれからの一歩をどう踏み出そうとしているのか。’現地現場’の精神。まずはこの目で見て、地元の方々 の思いに触れ、五感で現場を’感じ”知り’そして’考え’、今後私たち一人ひとりがどのような’実践’をもって関わってゆくべきかを問う講座であること を目指します。
テーマである、’地元で紡ぐ’。
今回、気仙沼講座では、その土地に住む方々の’志’そして’実践’に学びながら、これまでの復興そして今を知り、これからを考えます。また「米百俵」の芝居を演じさせて頂くことで、更にそこにある精神を深い学びに結びつけていきたいと思います。
青年塾や志ネットワークの多くの先輩方が地元の方々と紡いでいただいていたものを、この講座を通じ、17期生も1本の糸として、さらに長く紡いでいけるような機会にしてゆきます。

青年塾と被災地に関わりついて

青年塾のOBOGの皆さんが、関西を起点とし、各地を巡って物資を満載し、北へ向かったのが震災から5日目の2011年3月16日。あれから2年半の日々が過ぎました。その間にも青年塾のネットワークによる被災地支援は30回を超えています。
これからの青年塾は被災地との関わりは、「9000年後に残す森の長城づくり」の活動に共感して活動を始めています。どれほど高いコンクリートの防潮堤 も、津波の巨大な力があっけなく破壊する様子を様々なメディアを通じて目にしました。同じ失敗を繰り返さないためにどうすればいいのでしょうか。東日本大 震災の被災地に、コンクリートでなく、"森の防潮堤”を造ろうというのが「森の長城計画」です。

講座のご案内

【本講座】

日 時
平成25年11月9日(土)、10日(日)
集合時間
平成25年11月9日(土) 9:00
解散時間
平成25年11月10日(日)15:30
集合場所
気仙沼駅
解散場所
気仙沼駅

【前泊の方の集合時間】
※前日の金曜日に「森の防潮堤」の運動をされていらっしゃる菅原様の移植作業等のお手伝いを予定しています。前泊ご希望の方は、11月8日 気仙沼駅 12:10に集合ください。

宿泊場所
ホテル望洋
〒988‐0013
宮城県気仙沼市魚町3丁目Ⅰ-25  TEL.0226-22-4500
参加費
東クラス現役生29,000円 (金曜から参加の場合36,000円)
東クラス現役生以外の方は実費相当です。15,000円(前泊24,000円)
準備物
マイ箸、マイコップ、マイ雑巾、掃除、調理のできる服装
現役生は 坂の上の雲 第3巻、第4巻
前泊実施予定の作業の服装につきましては別途参加者へご連絡いたします。
服装
私服(青年塾にふさわしい服装でお願いいたします。)
現役生は別途お知らせいたします。
締め切り
10月20日(日)まで

スケジュール(予定)

開始時間 内容 場所
11月8日(金)前泊
12:10 気仙沼駅集合 (参考 大船渡線 気仙沼駅12:09着)
12:30 菅原信次様植樹関連作業手伝い(作業用の服装) 未定
18:00 現役生 演劇準備 ワンテン
OB  チェックインの後、紫商店街にて各自夕食 南町紫市場
入浴 ホテル望洋
21:30 塾長と語る
22:30 就寝
11月9日(土)
09:00 気仙沼駅集合
10:00 開講式 リアスアーク美術館
10:50 育みの実践 / 食事調査
12:10 昼食
13:10 熊谷光良、聖子様 ご講話
移動、演劇準備
16:30 開場 ワンテン(市役所傍)
17:00 演劇「米百俵」  30分予定
17:45 上甲塾長講演 60分予定
19:30 夕食 南町紫市場
入浴 ホテル望洋
21:30 坂の上の雲 輪読
23:00 就寝
11月10日(日)
06:00 朝のつどい ホテル望洋
07:00 朝食
08:00 掃除研修 中央公民館
09:30 食事研修
12:00 昼食(村上一憲様 提供食材使用予定)
13:00 あさひ鮨 村上力男様ご講話
14:10 会計報告 閉校式
15:30 解散(気仙沼駅)  (参考 気仙沼駅 15:38発一ノ関行き)
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