青年塾東クラス23期生「南三陸講座」のご案内

上甲 晃/ 2020年01月15日/ 各種ご案内, 青年塾

講座テーマ

誰かの命を守るためにあなたは何ができますか? 〜命を繋ぐ利他の心から学ぶ〜

最初のテーマは消防魂でした。消防士、団員が、命がけで目の前の苦しんでいる人を全力で救う、その姿勢から我々が学ぶべきものがあるのではないかと考えました。震災の当時のことを具に聞くことで、その覚悟や思いを感じたいと思いました。
一方で、死して取り組むこと(決死)を美化することは、必ずしも正しいことではない。大切な人を守るために学ぶ、でも大切な人だけ守れればいいの・・・などの議論を重ねた結果、手を差し伸べること、思うこと、愛すること、誰かに真剣に向き合うこと、その心を学ぶ講座にしたいと、私たちは結論に達しました。

「誰かの命を守るためにあなたは何ができますか?」

震災時、将又、日露戦争当時、家族、友人、子々孫々を思い行動した志に触れ、私たちは何ができるのか、それを考える機会にしたいと考えています。

今回の開催場所は、南三陸町です。南三陸町は、一方を海に三方を山に囲まれており、町境と分水嶺がほぼ一致するというとても珍しい地形の中にあります。震災によりその多くが海の中に沈んでしまいました。10年以上が経ち、漁港、河川堤、道路、橋の応急復興は完了し、災害復興住宅の建設も計画的に進められています。現在、人が集う場所として、沿岸の低地部の活用が進行中です。
“復興から自立、そしてそのさきへ”現在「森 里 海 ひと いのちめぐるまち南三陸」をコンセプトに、自立的で持続可能な社会の実現を進めています。同町は、ゴミの焼却施設や下水処理施設がありません。ゴミの資源化、ペレットボイラーやペレットストーブの推進など海のモノも山のモノも価値を高めるべく、産業が相互に関連する「紡ぐ」取り組みに力を入れています。

講座では、語り部ツアー、南三陸町の取り組み視察、普通救命救急講習、南三陸消防署所長の講話を予定しています。
ぜひとも、ご参加をくださいますよう、お願いいたします。

また、2日目の夜は、青年塾OBOGの方々との大懇親会を予定しています。特に、東北の塾生OBOGの皆様のご参加を心よりお待ちしています。

講師紹介

南三陸消防署歌津出張所 及川所長様

講座詳細

講座日程
令和2年1月24日(金)~26日(日)
開催場所
宿泊施設:「いりやど」
(住所)〒986-0782宮城県本吉郡南三陸町入谷字鏡石5番3
(電話)0226-25-9501
集合日時
令和2年1月24日(金) 9:40
集合場所
仙台駅
解散日時
令和2年1月26日(日)18:30
解散場所
仙台駅
参加費用
現役生       39,000円
OBOG      30,000円(全日程参加の場合の目安)
一般、NW会員   39.000円(全日程参加の場合の目安)
事前課題
レポート提出
課題図書 『津波と瓦礫のなかで 東日本大震災 消防隊員死闘の記』
準 備 物
マイ箸・マイコップ・水筒・雑巾3枚・布巾2枚・三角巾・エプロン・手拭きタオル・雨具・軍手・保険証・寝間着・筆記用具・メモ帳・常備薬・洗面具(歯ブラシ等)・タオル・バスタオル・ボディーソープ・シャンプー・洗顔・サンダル・名刺・会場移動用バッグ
服  装
チームポロシャツ(東クラス23期)・動きやすく節度ある恰好・掃除できる格好
※南三陸町の1月の平均最高気温5°C 平均最低気温-3°C
締め切り
令和2年1月17日(金)まで
※到着と出発日時(どの部分に参加いただけるか)、現地または会場までの移動手段、メールアドレス(平日・休日とも連絡が取れるもの)、緊急連絡先をご連絡願います。

スケジュール

時間 内容 場所
1月24日(金)
09:40 現役生集合 仙台駅東口 一般車用ロータリー
13:35 開講式 いりやど
14:30 語り部ツアー他(いりやど研修) いりやど発
19:30 夕食 いりやど
1月25日(土)
06:15 起床 いりやど
08:00 朝の集い・掃除研修 荒島パーク(サンオーレ袖浜)
09:30 食事研修 海のビジターセンター
13:00 小野寺元防衛大臣講話
14:00 渡辺海苔店 渡邊社長講話
15:00 課題発表
16:00 塾長と語る いりやど
18:30 青年塾OBOG懇親会
大志伝承式 東北開催に向けて
1月26日(日)
06:00 起床 いりやど
07:50 朝の集い 高野会館
08:55 普通救命講習 南三陸 生涯学習センター
13:00 消防署所長講話
14:00 閉講式
18:30 解散 仙台駅

※スケジュールは変更になる場合がございます。

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